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2017の投稿を表示しています

Validation出来ない症状

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Xcode 9にしてから何かと不便が多い。 今度はアプリをAppleに送る前のValidationが出来ない症状になった。Uploadも無理。 No accounts with iTunes Connect access have been found for アカウント名(チーム名?) iTunes Connect access is required for Apple Store distribution. No iTunes Connect access for the team. 少し古いプロジェクトは大丈夫だったのにちょっとソースを変更したらいきなりこの症状である。 対策(と言えるのか?) 大丈夫だったプロジェクトでvalidationを行うとうまくいった。 その後、問題のあるプロジェクトでvalidationを行うと今度はうまくいった。

Xcode 9でInstrumentsが実行できない不具合

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Xcode 9からの不具合なのかInstrumentsが実行できない状態になりました。 録画ボタンのような赤丸をクリックして開始しようとすると Permission to debug xxx.xxxx.xxx was denied. と表示されて開始しません。 以下の作業をしたら治りました。XcodeのPreferenceで - Preference -> Locations -> Command Line ToolsをXcode 8.3.3に切り替え - Instruments立ち上げ - エラーが出る - Preference -> Locations -> Command Line ToolsをXcode 9.0.1に切り替え 追記 別のプロジェクトで引き続き不具合が出るので治っていませんでした。

iOSで使えるフォント UIFontのfontName一覧 iOS11版

参考記事 Over&Out その後 UIFontのfontName一覧 これのiOS11版を行います。 今回はSwiftで書きました。 //Swift 4.0 let familyNames = UIFont.familyNames for aFamilyName in familyNames.sorted() { print(aFamilyName) for aFontName in UIFont.fontNames(forFamilyName: aFamilyName) { print("--", aFontName) } } ちなみに下はフォントの使用例です。 let myFont = UIFont(name: "AcademyEngravedLetPlain", size: 24) 結果 Academy Engraved LET -- AcademyEngravedLetPlain Al Nile -- AlNile -- AlNile-Bold American Typewriter -- AmericanTypewriter-CondensedBold -- AmericanTypewriter-Condensed -- AmericanTypewriter-CondensedLight -- AmericanTypewriter -- AmericanTypewriter-Bold -- AmericanTypewriter-Semibold -- AmericanTypewriter-Light Apple Color Emoji -- AppleColorEmoji Apple SD Gothic Neo -- AppleSDGothicNeo-Thin -- AppleSDGothicNeo-Light -- AppleSDGothicNeo-Regular -- AppleSDGothicNeo-Bold -- AppleSDGothicNeo-SemiBold -- AppleSDGothicNeo-UltraLight -- AppleSDGothicNeo-Medium Arial --

Xcodeのフォント/色の設定の変更が効かない

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Xcodeにはフォント/色を変える機能があります。 ところが、最近これがうまく効かなくなってしまいました。Xcodeのバージョンは9.0です。 いらないものを消しても、次にXcodeを起動した時に復活してきます。 自分が取った対策は以下です。 今までに自分で作った設定をどこかにメモして ~/Library/Developer/Xcode/UserData/FontAndColorThemes の中を全て削除して初期状態にし、その後Xcode上で必要なものを作り直す。 ~は/Usersの下の自分フォルダです。煙突が付いた家のアイコンのやつです。 ~/Libraryは普通は見えないのでForkLiftというソフトを使いました。あるいは、optを押しながらFinderのGoをクリックすると出てきます。 画像ではoptを押してないです。optを押すとスクリーンショットが取れなかったので。 参考 https://qiita.com/Humangas/items/420ae56cc6db2d3d998d

Auto Layoutで発生する黄色の警告

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Auto Layoutで発生する黄色の警告は、自動修正機能がある。この自動修正機能は、エラーのあるソースコードに対するFixボタンのようなもの。以下は、この自動修正を行ったレポートである。なぜその警告が出るかはわからないのでひとまず置いといて、自動修正を行ったときの挙動を報告するものである。使用したXcodeのバージョンは9.0。 LeadingとTrailingに対するConstraint警告 Xcode9で既存のプロジェクトを開くとこんな警告が出ました。 Fixed leading and trailing constraints may cause clipping, one of them should have a constant ≥ standard space. 選択肢1 : Use Fixed Leading and Resizing Trailing Constraints Adjust to include a fixed leading constraint and a trailing constraint with a constant ≥ standard space. Recommended if the view is on the left half of the parent view. 選択肢2 : Use Resizing Leading and Fixed Trailing Constraints Adjust to include a leading constraint with a constant ≥ standard space and a fixed trailing constraint. Recommended if the view is on the right half of the parent view. 文を読んでも何を言っているかわからないので、簡単なプロジェクトを作ってテストしました。メインのviewの上にラベルを一つ置くものです。ラベルと親viewとの間にleadingとtrailingの制約を付けました(他の制約を述べるのは割愛)。この警告はleadingとtrailingのどちらかを26以上にすると発生しました。どちらかを26以上にしただけで両方の選択肢が出てきます。

iOS8対策、アプリ内のhtmlファイルをWKWebViewで表示

アプリの中にhtmlファイルを持ち、それをWKWebViewで表示する方法です。iOS8向けです。iOS8のWKWebViewではhtmlファイルがロード可能なところにファイルがないと読み込めないので、その場所にコピーする手間が生じます。iOS9ではその必要はありません。ここで想定している規模は、ベースとなるhtmlの他に画像ファイルが何点かある場合です。向いているのは、文章と画像が中心のもので、ブラウザにレイアウトを任せたいものです。例えばアプリの使い方の説明などがあるでしょう。 関連するファイルのかたまりを管理するstruct これは、ひとつのページに関連するファイルをまとめて扱うためのstructです。この記事はひとつのページに画像が数点あるようなものを想定しています。 struct FileList { let baseHTML: String let includedFiles: [String] } baseHTMLは拡張子が.htmlのファイルです。 includedFilesはそこに含まれる画像ファイルなどの配列です。拡張子も含めます。 ViewController WKWebViewインスタンスを作成し、viewにWKWebViewインスタンスを貼り付けます。 上で定義したFileListのインスタンスを作り、load(fileList: , tempName: )を呼びます。 load(fileList: , tempName: )は後で説明します。 class ViewController: UIViewController { let webView = WKWebView() override func viewDidLoad() { super.viewDidLoad() webView.frame = self.view.frame self.view.addSubview(webView) let fileList = FileList( baseHTML: "test.html", includedFiles: ["Image.png&

In-app purchasesのmissing metadata

アプリ内課金でハマってしまった。 アプリ内課金でmissing metadataがローカライズのところに出て、消し方がぜんぜんわからん。 いろいろ調べて、スクリーンショットを追加したら消えた。 追記: ローカライズのところで名前とDescriptionに同じものを入れるのもNGとのこと。 アプリ内課金の画像をアプリの画像と同じにするのもNG。

Sketchが期限切れで使えなくなって困る

画像作成ソフトのSketchをAppleのApp Storeで購入した場合、バージョン43.2まではアップデート可能で使用権利があります(人によっては前後するかも)。 それ以降は期間が切れるのでバージョン44から使用権利がなくなりました。バージョン43.2は永久的に使用権利があります。 ところが、バージョン44(数日間のお試し)を入れたら古い方の43.2も使えなくなってしまいました。 ライセンスキーを古いメールのなかから発見し、それを入力することで43.2が普通に使えるようになりました。要するにライセンスキーを入れる必要があった。

アプリを iPad Pro 10.5 インチに対応させるには

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iPad Pro10.5インチが出ました。 既存のアプリを10.5インチ画面に対応させるわけですが、Xcode上でどこを設定すれば対応になるのか疑問です。ここで言う対応とは画面のサイズを取得したときに1112×834(10.5インチiPadのデータ)が得られる状態のことを言っています(コードは下記)。前回の12.9インチの時は苦労しました。 いろいろ触って見つけました。 今回はRequires full screenのようです。 なんでこんなに微妙なところにするのか Requires full screenをONにするとシミュレータで10.5を選択し起動しても9.7のサイズ(1024×768)が取得できます。 Requires full screenをOFFにするとシミュレータで10.5を選択し起動すると10.5のサイズ(1112×834)が取得できます。 override func viewDidLoad() { super.viewDidLoad() let deviceHeight = UIScreen.main.bounds.height let deviceWidth = UIScreen.main.bounds.width print(deviceHeight, deviceWidth) } 環境は、Xcode 8.3.3上でプロジェクトの作成とシミュレータ実行を行いました。 これ以外にある可能性もありますし、このやり方が常にうまくいくとは限らないと思いますが。

Swiftの廃止になったコンパイルエラー

公開しても特にメリットがあるものではないが、間違えて公開を押してしまった。 Prefix/Postfix '***' is reserved 前置/後置演算子の***は予約されています 【出現ver】Swift 2.1 var abc =5 //エラー var def= 10 //エラー 決められた正しい使われ方をしていない。 =の前後のスペースの取り方が統一されてない。開けるなら左右とも開ける、閉じるなら左右とも閉じる。 【非出現ver】Swift 3.1 【このコンパイルエラーに変更になりました】'***' must have consistent whitespace on both sides All stored properties of a class instance must be initialized before returning nil from an initializer イニシャライザからnilで返る前に、クラスインスタンスの全てのストアドプロパティを初期化しないといけない 【出現ver】Swift 2.1 class ClassA { var a: String init?(a: String?) { if a == nil { return nil //エラー } self.a = "" } } Swift 3.1ではエラーにならなかった。仕様変更か。 【非出現ver】Swift 3.1 Cannot assign to 'let' value '〜' letで宣言した定数に値を代入しようとした 【出現ver】Swift 2.1より前 【非出現ver】Swift 2.1 【このコンパイルエラーに変更になりました】Cannot assign to value: '***' is a 'let' constant Cannot assign to immutable value of type '***' 変更できない型'***'に代入でき

iOS10.3 で MPMusicPlayerController クラスの挙動が変わった

デバイスをiOS10.3にアップデートしたら自作の音楽再生アプリでバグが発生しました。選んだ曲と別のものが再生されるバグです。 はじめに この問題について述べる前にMPMusicPlayerControllerクラスのことを軽く書きます。 デバイスに入っている音楽を自作アプリ内で流すとき、曲のリストを取得してMPMusicPlayerControllerクラスのインスタンス(この記事ではこれをPlayerと呼ぶことにします)にセットします。その後、Playerに対して曲の再生、停止などの指令を出します。 //.h MPMusicPlayerController *iPodMusicPlayer; MPMediaQuery *albumsQuery; MPMediaItemCollection *selectedAlbumCollection; //.m iPodMusicPlayer = [MPMusicPlayerController systemMusicPlayer]; //Playerの作成 albumsQuery = [MPMediaQuery albumsQuery]; //アルバム単位で情報を取得 selectedAlbumCollection = [albumsQuery.collections objectAtIndex:6]; //6のアルバムの情報を取得 [iPodMusicPlayer setQueueWithItemCollection:selectedAlbumCollection]; //取得した6のアルバムの情報をPlayerにセット [iPodMusicPlayer play]; //再生指令 Playerの作成するときは systemMusicPlayer applicationMusicPlayer のいずれかで作成します。 ここから今回の問題についてです。 何パターンかの操作を行うことで問題の症状を細かく炙り出しました。 症状1 曲の再生を停止すると、Playerに設定した曲のリストが無効になる。(再設定が必要。) Playerに対するstop指令で失う。pause指令では失わない。 曲のリストを失ったら、次に再生する前にリストを設定し直します。新たにMPMediaQueryから曲